2004年 11月 22日
五千円札に見る人間模様
b0050623_20161649.jpg5千円札の顔が、「新渡戸稲造」から「樋口一葉」に変わった。ネットで調べてみると、イナゾー博士の前は聖徳太子であったらしい。しかも、この太子は1960年頃は、一万円・五千円・千円の3紙幣にわたって制覇していたとのことだ。

この11月に、千円札が野口英世、一万円札が福沢諭吉に変わったことは改めて書くまでもなく、ご存じであろう。
イナゾー博士には失礼だが、今回のキャスト変更で義務教育を受けていれば誰もが聞いたことがありそうな3人、に変わった感がある。

ただし、個人的な感想として、五千円のポジションは全国的に見れば「ニッチ」な人であって欲しかった。

世の東西を問わず、有名人というのはピラミッド構造の頂点にいる人たちであって、お札にしないまでもすでに大衆は知っているわけだから、一つぐらいはピラミッドの途中にいる人にスポットライトを当てることがあっても良いと思うのである。
ヒットした番組である「プロジェクトX」も、ウォークマンや新幹線等のスター性のある話題を取り上げることもあるが、害虫駆除や風力発電の物語などの地道な話題も時々取り上げている。

福沢諭吉が二期連続登板というのも、早稲田の学生あたりから見れば不公平なのだろうから、ここはひとつ日本銀行に検討してもらって、樋口一葉を一万円に昇格させ、五千円には「誰それ?」と、最初は言われてしまうような人にスポットライトを当てて欲しい。
# ますますイナゾー博士に失礼であるが..

芸能人で例えると、一万円が「石原裕次郎」、千円が「北野武」といったメジャーな顔ぶれの中に、五千円として
・「ブラザー・コーン」(バブルガム・ブラザーズで一発ヒット飛ばした邦楽アーティストの一人)
・「中野英雄」(ドラマ「愛という名のもとに」のチョロ役で多くの人を泣かせ、
       その後どのドラマに出てもチョロの役でしか見られなくなった俳優)
・「ノッポさん」(ゴン太くんを相手に寡黙な工作ショーを演じるおじさん)
と言ったラインアップ感なのですが、いかがでしょうか?
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by touch-go | 2004-11-22 20:20 | コラム


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