2004年 11月 24日
柔道でも金、流行語でも金
b0050623_21333638.jpg今年も「流行語大賞」が発表されるシーズンになった。12月1日に発表がされるのだそうで、それに先立ち、11月の中旬にノミネートされたお言葉たちが発表された。

12月に流行った言葉の扱い、はどうするのだろう?とか、前半に流行った言葉は忘れられてしまうので不利だろう、とかは皆が思うところだろう。

そのノミネートされた言葉を見ると、のっけから「アカゴジラ」とある。これ、知ってますか?
インターネットで調べてみようとしたら、時期的なモノもあるだろうが、検索に引っかかるのは「アカゴジラって何ですか?」というワタクシと同じ意見を述べているものばかりであった。

ということで、これが大賞を受賞することはない、のではないだろうか。
調べてみたら、広島カープの野球選手のことだという。うちのじいさんの家がある山口あたりでは流行っていた、のであろう。

「田村亮子でも金、谷亮子でも金」と言うのがあった。これはご存じヤワラちゃんがオリンピック出場に向けて発した言葉、だと記憶しているが、4年前のシドニーオリンピックの時に、「最高で金、最低でも金」なる言葉が「特別賞」を受賞している。

ヤワラちゃんは柔道のウデもすごいが、キャッチーな言葉を創造する能力もかなり高いのではないか?4年後にどんな言葉を言い放ってくれるのか、に期待してぜひ今年も「特別賞」あたりに選ばれて欲しい。

この流行語大賞と言うのは、自由国民社なる会社が主催しているようで、ここのホームページに行くと、過去の受賞作(?)が見れる。過去の作品を見ていると、適量になつかしいフレーズと、その時代背景が記されており、このイベントを企画した人の「企画力」はすごいと思う。

1980年代には、NTT、JR、第二電電、トマト銀行など、企業の「名前」そのものが受賞している。しかし、その後ぱったり企業名は流行らないらしい。そんなおり十数年ぶりに企業名がノミネートされているのは「ライブドア」である。

もし受賞できたら、「ほりえもん」が授賞式のイベントにもTシャツを着てくることは、間違いないッ!ですね。

そういえば、「アカゴジラ」の次にノミネートされているのが「アキバ系」であった。
これも、流行ったのか流行っていないのか....よくわからない、などと思っていたら、こんなニュースを見かけた。

11月20日
テロ容疑者名乗り東京タワー爆破予告 容疑の大学生逮捕(asahi.com)

 国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者を名乗り、「東京タワーを爆破する」とインターネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込んだとして、警視庁は20日、鳥取県倉吉市に住む国立大学1年生の男(19)を威力業務妨害容疑で逮捕した。自宅に爆発物はなかったという。

 愛宕署の調べでは、男は9月9日午前5時ごろ、掲示板に「9月11日に東京タワーや霞が関、秋葉原など都内の多くの場所を巨大な爆弾で爆破する」という内容の英文を書き込み、同タワー経営会社・日本電波塔(東京都港区)に警備員を増員させるなどして正常な業務を妨害した疑い。

 同社によると、同タワーの利用客に影響はなかったという。

鳥取の大学生が爆破する対象として、新宿や渋谷ではなく、東京タワーや霞ヶ関と同列のポジションに「アキハバラ」を選んだ、というこの記事を読んで、「アキバ系」が一部で確実に流行っている、ことを認識させられた。
# 実は「アキバ系」という言葉の本当の意味を知らないのだが..

だいぶ前、中学生の頃、5,200円ぐらいで売っていた電気ストーブを「5,000円しかない」とお金を見せたら5千円にまけてくれた秋葉原。ときどき「電気祭り」をやっているアナログでエレキな秋葉原が、だんだんとデジタルでドットコムな「アキバ」に変わっていってしまうのだろうか。

「小錦」が「KONISHIKI」に変わってしまったのと同じで、一時代が終わってしまう、となんだかさみしくもある。
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by touch-go | 2004-11-24 21:40 | コラム


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