2005年 12月 14日
ブランドにこだわる
b0050623_2232544.jpg東京の地下鉄に"半蔵門線"という電車がある。
渋谷から永田町、九段下、大手町、三越前などを通り、2002年に押上(おしあげ)まで延長をされた。

これにより、元々東急田園都市線と乗り入れしていたのが、反対側の東武伊勢崎線方向も乗り入れが行われるようになった。

神奈川の「中央林間」から埼玉の「南栗橋」まで、100km以上に渡り気合いの入った相互乗り入れが実現している。

中央林間から東武動物公園行き、などという電車は、東京に住んでいない人からすると「どこの田舎を走る電車か?」と思われるだろうが、こんな電車がワカモノの街渋谷やビジネスセンター大手町を通って行くのである。

半蔵門線の駅で電車を待っていると、行き先を示す電光掲示板におもしろい表示が出ることに気がつく。

b0050623_223758.jpg「東京メトロの車両です」

これは、次にやってくる電車が所属する会社を表示しており、当然ながら「東急の車両です」「東武の車両です」等とも表示される。いまのところ半蔵門線の駅にだけ表示されるサービスのようである。

ネットで探してみると、東急・東武・東京メトロ各所属車両では車椅子スペースや弱冷房車の位置等が違ったりするため、運用が表示される、とのことだ。

「ワタクシは東急ブランドの車両にしか乗りませんわ」とか言うこだわりセレブに向けたご案内、と言うわけではないようである。

そういえば、以前有楽町線という、こちらは西武・東武・東京メトロの車両が乗り入れてくる電車に乗って通勤をしていた。こちらは「東武の車両です」などとしゃれた表示はないのだが、いざ電車がホームに入ってくるときに東武の電車だったりするとがっかりしたものだ。

なぜかというと「東武のヤツ」は冷房の効きが悪い、からだ。そのためか、車内が汗くさいこともある。一方、「西武の車両」はガンガンに冷房が効いているので、これは"当り"であり、なんとなくラッキーな一日が過ごせるような気がするのである。

ところで半蔵門線の駅における「~の車両」の表示は、なかなか小粋なサービスだと思うので、エイプリルフールあたりに「スイス国鉄の車両です」とか、普段は乗り入れない列車を連れてきて欲しいものだ。
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by touch-go | 2005-12-14 22:06 | コラム


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