2006年 01月 31日
犯罪者の見た目
b0050623_19222965.jpg先日、仕事の関係でとあるセミナーに出席してきた。
どこかの宗教の自己啓発セミナーだの、8万円もするホリエモンの金儲けセミナー、ではありません。

そのセミナーは、電子タグという最近はやりのITツールに関して、トレンド等や課題等を紹介するものである。
プレゼンターは、その道では有名な人らしいのだが、「IT大賛成!」と言うような立場ではなく、ときどき批判的なコメントも繰り出す人で、なかなか楽しい話が聞けた。

その中で、子供に電子タグを持たせることで、どこにいるかを把握し安全安心だ、という実証実験の話が出た。
子を持つ親からすれば、自分の子がどこにいるのかが分かれば安心なのだろうが、同時に犯罪者がこのシステムを悪用すれば、誘拐し放題も可能であり、いままでより安全ではなくなる...と言うのだ。

たとえ話として話していたので、若干話の内容飛躍していることは、プレゼンターも承知であるものの、確かに犯罪者がアクセス可能な状況を考えると安全とは言い難い面もある。

電子タグには個別のIDが振ってあるだけなので、個人までは特定できないかと思いきや、数日間ウォッチしていれば、どのあたりの家に住んでいるか、普段の行動特性まで分かってしまう。

b0050623_19361680.jpg犯罪をたくらむ人が、ネットカフェでコーヒーでも飲みながら、「裕福な人達が住むエリアに住み、行き帰りに裏道を通る癖がある、ような子供」を冷めた表情で探す、と言ったシーンも考えられる、のである。

とは言っても、実際には何らかのセキュリティ対策は考えられるのだろう。
地方自治体は総じておカネを持っていないので、中途半端にセキュリティ対策費用などをケチってしまうようなことがないようにしてもらいたい。


日曜の夜にTBSで放送している、チェ・ジウが出演していろいろ話題なドラマを見ていると、数シーズン前に同じ枠のドラマで柔和なおじいちゃんを演じた杉浦直樹などが、インテリなマフィアのドンを演じている。
橋爪功などは、日々コンピューターの画面をみつつ、悪巧みをしている。

重大犯罪も、どんどんインテリ化して行くのだろうか。

そういえばホリエモンも柔和な顔つきであるが、東大中退でソフトウェア技術者の過去を持つインテリである。
アタマの中では、隠蔽工作やマネーロンダリングに関する考えが、高クロックで回転していたのだろうか。

見た目だけでは、犯罪者が分からない世の中になっている、と言うことでしょう。

こんなことを考えていると、近くの席でパソコンをパチパチやっている上司も、なんらかの陰謀を企ている、ような気がしてくる...
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by touch-go | 2006-01-31 19:40 | コラム


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