2006年 03月 14日
アナログな防犯も大事です
b0050623_1931192.jpg先日、電子タグで子供の安全を守る取組みが、ハイテク犯罪者にとっても犯罪しやすい状況を作るかも知れない...と言うようなことを書いた。

そんな中、地元の餃子屋の情報を入手しようと、googleなどを使ってwebサイトを検索していると、おそらく主婦が作っているであろう個人ホームページやblogが山のように検索対象として引っかかった。

個人ホームページやblogの内容は、ほぼこんな内容が掲載されている。
写真
‥長男の太郎が先日遠足でけがをした、の写真
‥クリスマスプレゼントに喜ぶ花子、の写真
‥先日購入したゲームソフトに熱中する家族、の写真
子供が通っている学校の話題
‥次郎が所属するバスケットボール部が都大会4回戦まで勝ち進んだ
‥担任の山田先生が風邪で学校を休んだ
家族構成
‥自動車メーカーに勤める旦那(45歳)
‥子育てに一段落し、パートに出る嫁(43歳)
‥毎週火曜と木曜の夕方は塾に通う太郎
その他
‥先日、4年ローンを組んで購入したエスティマが納車された
‥夏休みに行ったハワイの旅行記
‥学校からもらった防犯ベルは、普段かばんの中に入っている
‥愛犬であるジョニーの散歩を忘れた
たった数サイトを見ただけなのに、これにはびっくりした。


b0050623_1963262.jpg電子タグのシステムを不正利用などしなくても、個人情報がWEBサイト上に転がっているのである。
小銭を稼ごうと誘拐を企てている犯罪者に「誘拐してください」、と言っているようなものだ。

家のもろもろがWEB上に掲載されていたり、堂々と家の写真が掲載されているので、住所は書かれて無くとも大まかな場所は想像出来る。
ズバリではなくても旦那の職業に関することが書かれており、乗っている車や、行った旅行先、家の中の写真、などを見ると、だいたいの財力がつかめる。
名前と写真があり、学校や身の回りの話題が書かれているので、フレンドリーに話しかけ、誘拐することは簡単...
年配の人に対する新手の「オレオレ詐欺」なども考えられる...

そういえば経済産業省が、「マナベにまなべ」などと、パソコンのセキュリティチェックをすすめるキャンペーンを実施していたが、並行して個人情報(特に子供)を全世界にばら撒かないようにするキャンペーンもやった方が良いのではないだろうか。

などというと、「『誘拐』を取り扱うのは経済産業省ではなく、内閣府だからやりません」とか、縦割りなことを言われそうだが..

できの良い子供を世界に自慢したいのも分かるが...ほどほどにした方が良い、などと世界の片隅で防犯を叫んでみるのであった。
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by touch-go | 2006-03-14 19:07 | コラム


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