2006年 08月 03日
スイスの観光事情・人柄(スイス旅行記③)
スイスは観光立国であり、海外からの観光客に優しいと、よく言われている。
実際に旅行をした感想は、まさにその通り、であった。

b0050623_1255832.jpgチューリヒ中央駅(Zurich Flughafen)から、チューリヒ中央駅(Zurich HB)に向かうとき、切符窓口氏の言うことを聞かず、"3番線からの電車も中央駅に行くだろう"と勝手な想像により列車に乗ったら、これは行き先が間違っていた。

車内改札に来た女性車掌氏が、「どこへ行くのか?」と聞くので、「チューリヒ中央駅です」と答えると、「この電車はバーゼル(Basel)行きなので、チューリヒ中央駅には行かない」とのこと。

すかさず車掌氏は小型の端末を取出し調べモノを始め..しばらくすると「次の駅で降りて、4番線から17時30分に出るS12の列車に乗ると、チューリヒ中央駅には17時46に着く」と、完璧な案内。
さすが、観光の国であり、迷惑な顔一つせずに案内してくれるスイス人のやさしさに感心である。

このほかにも、旅行中何度もお世話になる車掌さんは総じて優しい人が多かった。
スイスパスには、所持している人の国籍(ワタクシの場合「JAPAN」)が印刷されており、これを見るやいなや「コンニチハ」と言ってくれたり、何人かの車掌は行き先を尋ねてくれたりした。
先方からすればトラブルを未然に防止するために行き先を尋ねているのかも知れないが、旅行者からするとこうした気配りがありがたいモノである。

ホテルのフロントやレストランなどでは、英語を一生懸命話して、何かを伝えようとすると、通じた際に「Perfect!」と、ほめてくれる。

スイスでは、前にも書いたががほとんどで英語が通じる。英語が通じなかったのは、ヴヴェイ(Vevey)の酒屋だけだったが、こちらも6カ国会話集を取出し、フランス語でなんとかコミュニケーションしようと、それはそれで楽しい時間だった。

あと、これは多くの人が言っていることであるが、トイレが(無料・有料を問わず)どこに行ってもきれいだった。山の中は放牧されている牛や羊のにおいがするのに、トイレは清潔にしてあり、しかも使い捨てのペーパータオルがついていることも多い。

いいにおいがするハンドソープが置いてあるので、トイレに行くたびに、つい手をしっかり洗ってしまった。清潔なトイレを使うと、使う側も清潔になる、とスイスでは良いスパイラルとなっている様子である。

b0050623_125271.jpg観光客の方に目を転じると、全般的には、英語、ドイツ語、フランス語圏から来ている人が多いようだ。ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)やアンメルトフーベル(Allmendhubel)の山の頂上でカメラのシャッターを押してもらった人は、おそらく(たまたま)イタリア人だった。イタリア人は山頂が好きなのだろうか?
どこでも陽気なのは、アメリカ人やオーストラリア人であった。特にオーストラリア人は陽気であり、「シドニーから歩いてきた」などとくだらないギャグを言っては、楽しませてくれた。

アジア系の人たちも、メジャーな観光地では多く見かけ、全体を10とすると、中国1:韓国3:日本人(ツアー旅行)4.5:日本人(個人旅行)0.5:その他1、と言ったところだろうか。
中国や韓国からの旅行客は、団体でスイスに入っているのかも知れないが、各地では個人で行動をしていた。それに対して、どこでも団体行動をしているアジア人は日本人だけであった。

イヤな言い方になるかも知れないが、場違いな行動をしている団体、は日本人であることが多い。例えば、ハイキングコースのどまんなかで大がかりなビデオ撮影をしているのも、ユングフラウの展望台で良い景色を独占し記念写真をずーっと撮っているのも日本人団体であった。

若干、同じ日本人として恥ずかしく感じ、団体行動が一番リスクが少ないとはいえ、旅行会社には社会教育の一環として、自律性を教え込むなどの工夫をして欲しい、とそんなことを思ったりした。

ヴヴェイ(Vevey)やトゥーン(Thun)などの、超メジャーではないものの、味のある土地では日本人はまったく見かけなかったのも印象深い。

韓国の人にカメラのシャッターを押してもらい、「カムサハムニダ」とお礼を言うと、みんな喜んでくれ、中には「ドモ、アリガトウ」と日本語で返してくれる人もいた。ここで政治の話をするつもりはないが、お隣どうし仲良くやっていきたいモノである。
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by touch-go | 2006-08-03 01:27 | コラム


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