2006年 10月 31日
まともなプロモーションをする携帯電話会社は無いのか
b0050623_15374717.jpgソフトバンクが、またやらかした。
Yahoo!BBのときに引き続き、自社ブランドで営業開始直後に受付ができなくなる、というトラブルが起きている。
詳しくはニュースサイト等に記されているので、ここでは書かないが、Yahoo!BBに登録した個人情報が漏洩させられたワタクシから言わせると「またか」と言う感想だ。

一連の報道を見て感じるのは、ソフトバンクはITに関係が深い会社であるのに、ITの重要性に関する認識が甘いということ。
これは、受付システムが脆弱であることからも明らかであろう。

また、社員に優しくない会社であるということも感じた。
新たな料金制度なども、プロモーションを優先するばかりに、営業店にはいっさい知らされていなかったと言う。
ソフトバンクモバイル社の本社スタッフは、窓口で接客対応する社員のことを、街頭でADSLモデムを配るバイトと同列に見ているのではないだろうか。
「事件は会議室で起きてんじゃない、現場で起きてんだ!」とは、まさに今回のような事態で叫ぶセリフである。

ニュース番組等では、六本木店の店長が良く出演しているが、この人は3年後もソフトバンクで働いているのだろうか。

他社から、「さほど安くない」と指摘されるやいなや、再度料金体系を変更するなど、柔軟性が高いと見るか、ポリシーがないと見るか、意見が分かれるところだろう。
ワタクシがソフトバンクに期待するのはただ一つ、業界を引っかき回してもらって、携帯電話料金を全般的に下げて欲しいことだけである。


さて、auに目を転じると、「満足度」と言う言葉を連発し、ついには「満足割」なるキャンペーンをやっている。
かなり前から練られたキャンペーンだったのかも知れないが、「予想外」と言う言葉を連発し、「予想外割」と持ってきたソフトバンクを見た後だけに、二番煎じの感は否めない。

WEBサイトを見ると、「満足」とか「Satisfaction」などと謳っているものの、いったい何が満足なのかはいっさい触れられていない。
加えて、具体的な"顧客満足度No1"の調査結果も見あたらず、他社との差異がよく分からないのだ。

いろいろなリンクを押して何が満足なのか探してみると、エロサイトばりに新しいウィンドウが開く。
はっきり言って、満足できないサイト構成である。


NTTドコモを見ると、新しい端末のコマーシャルに、「KAT-TUN」を使っている。
こないだ一人辞めたはずなのに、6人組でCMやパンフレットに出ている。

そういえば、辞めたのではなくて「活動休止」だった。

ジャニーズ事務所は、本当は"脱退"と言いたいところを、そうするとCMに使い続けることはできないから、"休止"という安全な表現にしておいたのだろうか。

いずれにしても、MNP(Mobile Number Portability)のキラー端末となるはずの903iシリーズのCMに、安定的な活動ができないタレントを使うなど、NTTドコモの広報も脇が甘い。


各社ともMNP解禁に合わせ、てんてこ舞いの様子である。
こうしてみると、MNPに照準を定め新機種をタイムリーに投入し、比較的まともなプロモーションをしているのはauだけであり、その結果からなのか、MNP解禁以降は顧客奪取で先行しているとのこと。

王者ドコモが、ソフトバンクがゴタついているまさに今903iシリーズを投入してこれば、タイムリーだと言えるが、ラインナップが出揃うのは、しばらく先になりそうだという。

さて、明日から11月となり、年の瀬モードに入ってくる。
「予想外」は、流行語となるのだろうか。
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by touch-go | 2006-10-31 15:38 | コラム


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