2004年 10月 30日
ウィッシュ・リストの人間関係
b0050623_1071872.gif先日、ネットショップのアマゾンの話題を書いたが、アマゾンは他にないユニークなサービスを提供している、ということに気がついた。特に新しいモノではなく、知っている人は前から知っているのだと思うが、「ウィッシュ・リスト」というサービスがある。

これは、自分がアマゾンのサイトでチェックした本やおもちゃについて、第三者に対して「これが欲しい」とアピールするためのツールである。(当然、ウィッシュ・リストを公開してアピールするかどうかは本人の意志次第である。)
この場合、想定されるのは子供が親に向かって欲しいモノをアピールする、と言うようなシーンだろう。または、恋人や夫婦同士で欲しいモノを知らせあう、と言うようなのもありそうだ。

そして、この「ウィッシュ・リスト」のサービスには、欲しいモノが羅列されているすぐ隣に「購入」というボタンまでが丁寧に配置されていて、オンラインで欲しいモノを買ってあげることができるのである。

それにしてもすごいサービスである。欲しいモノを知らせたいような間柄であれば、直接口で伝えろよ、と正直思ったりもする。赤の他人であれば、そいつが欲しいモノなんかはどうでも良いわけであるし。

でも、お金をもてあましているおじいちゃんおばあちゃんが、インターネットを覚え、孫のウィッシュリストをこまめにチェックして、たまに買ってあげては孫を喜ばせてあげる、なんて使い方はそれなりに行われていそうにも思う。

ここまで書いていて思いが及んだが、欲しいモノをたぶん買ってくれそうだけど、口にするのはちょっと...というような間柄には非常に有効なツール、なのかも知れない。

例えば、①前述のような孫とおじいさんの関係や、②愛人予備軍とオヤジの関係とか、③ヒモ男とかこっている女の関係とか、④お中元お歳暮の時期における本部長と出世を狙う部下との関係とか、⑤政治家と地元の土建屋の関係とか....

バーチャルな世界って、すごいですね。
そのうち、「元衆議院議員の○○容疑者に対する地元の土建屋にからの贈賄事件について、公共工事発注の見返りとして300万円を『ウィッシュ・リスト』で要求していたことが判明しました」なんていうことを、ニュース23なんかで佐古キャスターが読み上げるような日が来るのだろうか。

無いと思うが、後で上司のウィッシュリストをチェックしてみよう。どうしよう、もしウィッシュリストを公開していて、かつ「お歳暮には、北海道のゆでタラバガニが欲しい」等と書いてあったら...
[PR]

by touch-go | 2004-10-30 10:09 | コラム


<< 竹もございます      アマゾンも所詮はコンピュータ >>