2004年 11月 15日
羊たちとのふれあい
b0050623_0231469.jpgまた東北旅行の話題になるが、今回の旅行の目玉の一つが、「小岩井農場」に行くことであった。

私が高校の頃は、東京の公立高校の修学旅行の行き先と言えば、中学で行ったであろう京都・奈良をさけて、東北や北海道に修学旅行に行くことが多かった。

周りの友人達の多くも例に漏れずに函館や小岩井農場などに行っているのだが、私の通っていた都立高校は残念ながら、修学旅行の行き先に何の芸もなく、京都・奈良を選ぶ学校であった。(ただ、真珠のミキモトで有名な伊勢地方を最終日に加えたあたりは、ひとひねりが感じられるが)
まぁ、10代の後半なんて、旅行の行き先などどこでも良い、というのが教師や生徒達のホンネだろうし、実際に一番気になっていたのは、グループ行動をする際のグループ分けだったりした。

出発のひと月程度前に、4人程度の仲良し単位でまとめた男子グループと女子グループどうしを、くじ引きで組合わせ8人程度のグループにするのだが、ここが修学旅行のヤマ場だった、と言い切っても良いだろう。

話が脱線したが、中学・高校と京都・奈良、しかも清水寺などのメジャースポットに至っては今までに4~5回も行っている人からすると、「小岩井農場」はなんとなく理想の地として感じられるのである。有名だがめったに行く機会がない、と言うあたりがくすぐるポイント、であろう。

そして、実際に行ってみると、これがまた良かった。「のんびりする」ことを目的にした旅であれば、”コイワイ”はチョイスとしては間違いがない。
羊や牛を見ながら、広い土地をウロウロする。牧羊犬が羊を追い回すという、シープ&ドッグショーなどというイベントも、純粋に楽しめる。羊も20頭ぐらいで群れをなしていると、怖い目つきの犬に追いかけられても動きがとろいのだが、羊が4頭ぐらいの小集団のときに犬に追いかけられると、それまでとは違う動物のように走り出す。この辺は妙に人間と似ていて、ついつい親近感が沸く。
トロ馬車という乗り物に乗るも、途中で突然馬が止まったかと思えば、思い切り糞をやった。そして臭い...が、微笑ましくもあり、馬が糞をする光景など日常では見られないので、それはそれで癒されたりもする。

牛舎のあたりをウロウロすると、牧場の青年が一頭の牛を別の牛舎へと連れて歩いている。聞けば、もうすぐ出産なので、専用の牛舎へ引っ越しなのだという。なんかの縁なので、無事に出産してくれることを祈らずにはいられない。

おみやげ屋で農場関連グッズを物色する。ここで、全国津々浦々まで「キティちゃん」が進出しているのに驚く。しかし、新鮮な肉製品や乳製品の前では、キティちゃんはあまり人気が無いようである。
以前、阿寒湖で「まりもキティ」というのを見たが、今回は「牧場キティ」というのがいた。牛の着ぐるみを着ている猫のキティちゃんなのだが、これはあまりにもポリシーというかこだわりがなさすぎる。

この調子だと近いうちに世界進出し、ソウルあたりで遠い目線で微笑む「ヨン様キティ」などが売られる日も近いかもしれない。
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by touch-go | 2004-11-15 00:27 | コラム


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