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2007年 03月 26日
お役所仕事
b0050623_18411361.jpg先日、東京都住宅供給公社というところから電話がかかってきた。
ここは「公社」の名の通り、東京都における公営住宅の管理を行う、都の外郭団体である。

電話は、賃貸住宅に入居しませんか?という内容であった。
以前、抽選の賃貸物件を目につけ、適当な気持ちで応募しておいたところ見事にハズれたのだが、上位の当選者が辞退をしたらしく、すっかり忘れた頃になって「あなた入居しませんか?」と声がかかったのだ。

突然そんなことを言われても、悩む時間を与えて欲しい。
どんな物件かも忘れてしまったので、資料等を送付して欲しい旨を伝えると、「今送っても届くのが明日になってしまう」などと言う。

別に翌日届いても、こちらとしては構わないのだが、「それは出来ない」の一点張り。
FAXで送ると打診されたが、タイミングが悪くFAX用の感熱紙を切らしてしまっている。

そうこうするうちに、しきりに物件の下見に来いと勧めてきた。
「明日の朝、見に来い」と、会社勤めのワタクシに「そりゃ無理だ」という提案をしてくるのである。
予定が確実に空いている3日後を希望すると、「遅すぎる」と、何故かイライラしている声で怒られた。

なぜ怒られるのか、腑に落ちずに話を聞いていると、契約の日程がどうのこうのと言い始めた。

どうやら、翌日中に入居を決めて欲しい様子なのだ。

なぜ、即決を求められるのか尋ねると、「即決して欲しいわけではない」などと要領を得ない。

勝手な想像をすると、突然の入居辞退者が出てしまったことにより、3月の期末に向け収益の着地見込みがズレてしまい、翌年度の予算計画に影響でも及ぼしてしまうのだろうか。

突然賃貸住宅の入居を迫られて、即決が出来る消費者なんて存在するのだろうか。
前々から気にかけていて、やっと空きが出た物件ならまだしも...

商品購入について悩んでいる消費者に対して、丁寧にメリットなどをアピールし、購入を後押しするのが民間における客商売のオキテである。
特に、賃貸住宅などは年間で100万円以上支払う、普通に考えたら超高額商品であるため、なおさら消費者の気持ちを高揚させることが求められるハズだ。

と言うことで、どんな物件だったのかは結局分からないのだが、電話の向こうの職員の対応に腹が立ち、お断りすることになった。
役所の予算計画のために、大切な住環境を犠牲にする気持ちは毛頭無い!

...ふぅ、なんだかアツく書いてしまった。

よく考えると新しい部屋って、いいなぁ。
もう少し、良い担当者に当たっていたら、いまごろ引っ越しが決定していたかも知れない、などと思う3月なのだった。
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by touch-go | 2007-03-26 18:41 | コラム