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2008年 03月 21日
先日、と言っても昨年の話になるが、長崎の平戸島と言うところに出張があった。 平戸島と言えば、ポルトガルからやってきたザビエルが布教活動をしていた土地で、あちこちにザビエルをデフォルメしたキャラクターが描かれたポスターが貼られている。 そのためか街をあげてザビエルを大プッシュしており、中国におけるパンダのような扱いになっている。 おみやげ屋には入らなかったのだが、おそらく「ザビエルキティ」のようなグッズが売られていることだろう。 さて、秋から冬の時期の平戸島はサバがうまいらしい。 痛みやすいサバであるものの、平戸島では新鮮なうちに市場にまわり、地元では刺身でも食べるとのことで、イカの刺身をついでに頼んで、サバの刺身を試してみることにした。 サバといえば傷むのが早いため締めてあるもの、という認識しかなかったので、ナマで食べるサバのイメージがない。 シゴトの打合せ先の方に教えていただいた“いけす”のある店で、いままで生きていたサバとイカが出てきた。 平戸島の地酒なる日本酒をあおりながら、サバとイカのハーモニーを堪能する。 イカの刺身は透明感のある新鮮なものであり、甘みが感じられて絶妙である。 サバの方は、意外であるような、しかしながらサバの味がする刺身であり、濃厚な味がするために、日本酒がすすむ。まぁ当たり前の表現になるが、これもうまかった。 あのザビエルもサバの刺身を堪能したのだろうか。 どーでも良いことだが、「ジャパネットたかた」の高田社長は平戸島出身らしい。 取扱商品を生鮮品にまで拡げ、分割手数料をジャパネット持ちでサバの販売でも仕掛けたりすると楽しいのだが。 と、去年の話を書いているうちにそろそろ春を迎え、九州におけるサバの時期は去りつつある。
by touch-go
| 2008-03-21 11:57
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